奥歯の日🦷
みなさんこんにちは☀️
10月に入り、朝晩はようやく過ごしやすくなってきましたね。
10月8日は奥歯の日です🦷
10月は英語でOctober
「オク＝奥」と「8=歯」という語呂合わせから、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社が制定しました。
また、「食欲の秋に健康な奥歯で食事を楽しんでほしい」という思いが込められています。
🦷奥歯の役割🦷
奥歯とは、犬歯から後ろの臼歯のことをいいます。
上下左右で16本、犬歯の後ろ2本が小臼歯、続いて2本が大臼歯です。
奥歯は、毎日の生活に欠かせない重要な役割を持っています。
➀ものを噛む
奥歯はものを噛むのに特に重要な歯。奥歯を1本失うとものを噛む力は30～40%も低下してしまい、食べ物の消化・吸収も悪くなってしまいます。
②発音
歯を失うと、そこから息が漏れてしまうので発音が不明瞭になります。奥歯を失うと「ラ行」や「イ段」の発音が悪くなるといわれています。
③歯並びや顔の輪郭形成
失った奥歯をそのままにしておくと、噛み合わせが狂い、やがて歯並びや顔の輪郭形成にも影響が出てきます。また奥歯のかみ合わせが悪いと、左右の体のバランスが崩れて肩こりや目の疲れ、首や腰の痛みなどの症状を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
④瞬発力
重たいものを持つ時やスポーツする時、奥歯でしっかりと食いしばることで、瞬発力が生まれます。しかし、食いしばれないと十分な力が発揮できないことが知られています。
⑤記憶力
奥歯がないと記憶にも影響が出る可能性を示している研究もあります。
🦷奥歯の寿命🦷
歯は、大切にケアをすれば一生使い続けることができますが、一般的に人間の寿命より早く抜けてしまう場合が多いのです。特に奥歯は歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病になりやすいため、どうしても寿命が短くなってしまうのです。
歯の平均寿命は約50～65年。中でも奥歯は最も短く、前歯よりも10年以上も早く抜けてしまうと言われています。
🦷奥歯の磨き方🦷
奥歯は歯ブラシが届きにくいので工夫して磨く必要があります。奥歯は四角い形をしているので、上の面、外側（頬側）、内側（舌側）を意識して磨く事が大事です。
ポイント①
頬側を磨く時は、口を閉じ気味にする方がみがきやすいです。唇のはしを歯ブラシの柄で軽く引っ張るようにすると、歯ブラシが奥歯まで届きやすくなります。
ポイント②
舌側を磨く時は、前歯の中央付近から、歯の並びと平行になるように歯ブラシを入れると奥歯の舌側に歯ブラシの毛先がきちんと当たって磨きやすくなります。
ポイント③
奥歯の奥を磨く時は、歯ブラシのつま先（ブラシの先端部分の毛先）を使ってみがきます。噛み合わせの面から歯ブラシのつま先をあてるようにしましょう。
+αで歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトを使用するとしっかり歯垢をとることができます。
歯の中でもっとも寿命が短いと言われる奥歯。正しい知識をもとに、大切に守っていきましょう💪
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