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2024年1月1日の16時10分に石川県能登半島沖を震源とする最大震度7を記録した大地震が発生しました。

元日で帰省している方も多く、大きな被害をもたらしました。

3週間以上が経過した今でも避難活動を余儀なくされている現状です。

 

こういった大規模災害での避難生活の断水では、水が不足すると飲料水が優先され、貴重な水を歯磨きに使うことがためらわれます。

口の中を清潔に保つことが難しくなり、細菌が増殖し健康に影響をおよぼすことがあります。特に肺炎になりやすい高齢の方は注意が必要です。

 

 

災害時の避難生活では、栄養不足や睡眠不足などさまざまな要因で口腔機能が低下します。

不衛生な状態が続くと、むし歯や歯周病、風邪やインフルエンザ等の感染症、肺炎などのリスクが高まります。

【災害時の口腔ケア】

歯ブラシやすすぎに使える水がない場合は、ハンカチやタオル、ティッシュなどを指に巻いて歯を拭いて汚れを取りましょう。

また、唾液にはお口の中を綺麗に保つ効果があるので唾液をだすことも重要です。

唾液腺マッサージといって、耳の下、頬、顎の下を軽くマッサージすると唾液が出やすくなります。

たくさん噛むことやよく話すことも唾液を増やす効果があります。

 

【備えておくと便利な口腔ケアグッズ】

⚫︎歯ブラシ

⚫︎洗口剤（デンタルリンス）

⚫︎普段使っている補助的清掃用具（フロスや歯間ブラシなど）

⚫︎入れ歯を使っている人は入れ歯ケース

⚫︎キシリトールガム

 

 

もしもの時に備えて、口腔ケアグッズも防災グッズと一緒に避難袋に入れておきましょう！

 

 

 

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