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3月4日は酸蝕症の日🦷🍋

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みなさんこんにちは☀️

 

3月4日は酸蝕症の日です!

今日は以前も一度お話ししたことのある酸蝕症についてお話ししていきます。

 

 

酸蝕症とは、飲食物に含まれる酸や胃酸などが歯を溶かす現象です。

歯の表面はエナメル質という硬い組織で覆われています。しかし、エナメル質は酸に弱く長く酸に触れていると簡単に溶けてしまいます。

普段のお口の中は唾液の働きで中性に保たれています。エナメル質は酸に触れ溶け出し(脱灰)、唾液の働きで修復(再石灰化)されます。

お口の中は脱灰と再石灰化を繰り返していますが、頻繁に酸性物の飲食物を口にすると再石灰化が間に合わずエナメル質が溶けてしまいます。

エナメル質が溶けてしまうとその下にある象牙質という組織がむき出しになり、歯が白濁し黄ばんできたり、知覚過敏になったり様々なトラブルを起こします。

 

この酸蝕症の原因になるものは大きく分けて2つあります。

1つは酸性の飲食物を口にするなど外因性のもの、もう1つは逆流性食道炎などで繰り返し嘔吐し、逆流した胃酸による内因性のものとに分かれます。

 

🍊外因性の酸性の飲食物で代表的なもの🍋

⚪︎コーラなどの炭酸飲料

⚪︎柑橘系の果物

⚪︎スポーツ飲料

⚪︎ワイン

⚪︎お酢

⚪︎ビタミンCなどのサプリメント

健康の為に摂取しているものでも、過剰に摂取したりだらだら食べていたりすると逆効果になってしまいます。

 

🌟酸蝕症を防ぐポイント🌟

➀口の中に酸を残した状態を避ける

酸性の飲食物を、だらだら食べ・飲みをしないことを意識しましょう。また、口を水でゆすぐことで口腔内が中性に戻りやすくなります。

➁寝る前は酸性の飲食物を控える

就寝中は唾液の分泌量が減るので口腔内が中性に戻りにくくなります。

➂よく噛んで食べる

よく噛んで食べる事で唾液の分泌量が増えます。唾液には酸を中性する作用があるので酸蝕症を予防するのに効果的です。

➃定期的に歯科医院でフッ素を塗る

フッ素は歯を強くする効果があります。定期検診の際にフッ素塗布を行ったり、ご家庭でフッ素入りの歯磨き粉を使用するのも効果的です。

酸蝕症は年代にかかわらず起きる症状です。

お口と歯の健康を守るためにも定期検診で歯の状態をこまめにチェックし、早期発見につなげましょう!

 

 

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