歯医者で使うある材料について👾
みなさんこんにちは☀️
だんだんと寒さも和らいできて春が近づいてきていますね。
ところでみなさん、歯医者さんで歯の型を採ってもらったことはありませんか?
型を採るときに息がしにくいなど不快に感じた経験をした方はいらっしゃると思います。
今回はその型を採る際に使う材料についてお話しします。
歯科では歯の型を採ることを「印象を採る」と言います。
そして、その材料を「印象材」と言います。
現在歯科医療で最も使われている印象材は「アルギン酸」を主成分としています。
そして、なんとアルギン酸は「かまぼこ」にも使用されています。
日本人の大好物の1つであるかまぼこは、スケソウダラのすり身をアルギン酸で固めたものです。
もしまた型を採る時にしんどくなったら「これはかまぼこと同じ材料か」と思ってください。きっと少し楽になると思います😂
アルギン酸印象材は、比較的安価で使い勝手もいいので広く使われています。しかし、今日の歯科医療水準が要求する精度をクリアすることはできません。そこで、精度を向上させるために、アルギン酸印象材とカンテンを同時に使うのが一般的です。型を採る時に熱いと感じたことがあると思います。それは溶かしたカンテンを使ったからです。
そうして採った印象に石膏を流しこんで模型を作ります。その模型を使って患者さんの歯を作っていきます。
ところが、どんな精密な型を採ろうとしても、患者さんの歯に食べかすが残っていたり、歯肉が腫れてすぐに出血するようでは、私たち歯科医師の苦労は水の泡になり、正確な型が採れません。
だから、治療中の歯や歯肉の衛生管理も非常に大切なことなのです。
どんな時でも歯磨きは大切です!
毎日食後となると、時間がなかったり、忙しくてサボってしまいたくなりますが、歯磨き頑張りましょう!!
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